BOOTH「トハの店」では、ローポリ素体を始めとしたロポさんシリーズモデルを販売中です~
この記事では、ロポさんシリーズの活用方法など解説していきます。ゲーム制作の素材として、あるいは勉強用のキャラモデルとして、ロポさんに興味がある方はぜひ読んでみてください!
作者トハがロポさんシリーズに込めた想いや、ロポさん制作秘話などもちょこっと語ります。
作成中のローポリ素体モデル、名付けてロポさんは素体だけだとなんかおもしろくないので衣装も作り始めてしまいました
— トハ@3DCG暮らし (@tohawork) July 8, 2020
なので完成はまだしばらく先になりそう〜
ロポさん素体は1950ポリゴンでウェイト含めてほぼできてます^^
試しに #VRMLiveViewer ってのに出してみたけどこれ楽しいっすね! pic.twitter.com/PFXqPQBA1B
ロポさんは「ローポリ、軽い、シンプル」なキャラモデル
ロポさんモデルは、「ローポリ、軽い、シンプル」を是として制作しているシリーズです。
モバイルゲームなどで使いやすいキャラモデル素材を目指しており、程よいポリゴン数とシンプルなテクスチャで、キャラモデリングの勉強や練習を始めたい人にもおすすめの3Dモデルです。
そのままでもかわいいロポさんモデルですが、あくまで”素材モデル”として制作しています。
なので顔に関してはあまり作りこんでいません。それぞれ自分で好きな顔にカスタマイズしていただければ~と思っています。
ロポさんって、みんなすっごい「ロポさん顔」です^^
意図的にシンプルかつ特徴的な顔にしてます。
このロポさんっぽい顔のテクスチャを自分で描きかえてもらうだけでも、ロポさん感が薄れてオリジナリティが出せるのではないかと考えてます。
例えばこんな感じ。
けっこう印象が変わるかと~
テクスチャを変えるだけじゃなくて、目と口を動かせるように作ればいろんな表情もできます。
ロポさんは”最小構成要素でも動く”というのを目指しているので、衣装や髪を揺らすためのボーンも入ってません。でもそれらも自分で手を加えれば、どんどんリッチなモデルになると思います。
そのままでも使えるけど、カスタマイズの余地もたくさんある。
ロポさんシリーズは、そんなキャラモデル素材です。
どうせなら作るならロポさんは、多くの人にとってなるべく使いやすいイイ素材モデルにしたいと思って、実はいろいろ考えながら作っているんですよ~
そして、その考えたことのひとつが「広がれロポさんの輪」計画です!
広がれロポさんの輪!こうなったらいいな~理想のサイクル
ロポさんの輪計画とは、売る人買う人それぞれにメリットがあり、相乗効果でロポさんの利用者が増えていったらいいな~という計画です。
この図が、トハが思い描くロポさんシリーズの理想的なサイクルです!
ロポさんの輪がいい感じにぐるぐる回れば、トハもうれしい、作る人もうれしい、使う人もうれしい、みんなハッピ~♪という明るい未来がそこにはある!(…はず)
ロポさんの利用ルールに、「ロポさん素体に互換性のあるモデルなら制作・配布・販売OK」という文言をいれているのは、このためだったりします。
練習として作ってみたロポさんの衣装でも、ロポさん互換モデルとして世に出してもらってぜんぜん構いません。
ロポさんをゲーム制作などで素材として使いたい人から見れば、衣装や髪型のバリエーションは多ければ多いほどうれしいと思うからです~
もちょっと解説してみます。
・ロポさんモデルをゲーム素材として使いたい人なら…
ゲームに使える3Dキャラモデルが欲しい人って、こんなことを求めていると思ってます。
トハ自身がゲームを作りたい側の人間なので、自分がゲーム素材モデルに求めるようなことは、他の人も求めていることなんじゃないかと(勝手に)思っています。
特にRPGなんかの場合、登場キャラクターがひとりだけということはあんまりないです。
だからすごくいいキャラモデルがあっても、それが1種類しかない場合はなかなか使いにくい。
冒険のパーティーを組むなら、見た目のちがう複数のキャラがいてほしい。でも、見た目がちがいすぎて別世界の住人みたいになってしまうのはいやだ…
そこでロポさんの輪です!
トハひとりでたくさんのバリエーションモデルを作るのはかなり大変ですが、もし他にもロポさん素体をベースにした衣装などを作ってくださる方がいれば…
いろんなデザインの衣装やテクスチャの描き方や髪型があったとしても、「ロポさん素体が着れる」という点がずれなければ、ある程度の統一感は保てると思っています。
そうすれば、バリエーションは豊富かつ、見た目の統一感もわりとあるキャラモデル素材として、ロポさんの使い勝手もどんどんよくなっていくのではと夢想しています~
使い勝手がよくなれば、ロポさん関連モデルを使いたい人が増えるかもしれません。
もし利用者が増えてくれば、作り手側にもメリットがあると思っています。
・ロポさんモデルでキャラモデルの練習や勉強がしたい人なら…
以前、デフォルメチックなローポリ素体についてのアンケートを実施したところ、結果はこのようになっていました。
ちょっと初めてTwitterのアンケート使って聞いてみる^^
— トハ@3DCG暮らし (@tohawork) June 2, 2020
ポリゴン少なめ3~4頭身キャラの素体モデルがBOOTHで売ってたとして、ほしいかも?と思う人は何に使うためにほしいですか?
ふと気が向いて汎用的なシンプル素体モデルを作りだしてます
回答をもろもろの参考にさせていただきたく思います~
個別でいただいたコメントなども、勉強目的でほしいという意見が多かった印象です。
ふむふむ、なるほど~
でもただ練習として作るだけじゃなくて、どうせ作るなら勉強や練習で作ったモデルでも、完成したら/うまく作れたら、最後は誰かに見てもらいと思いませんでしょうか?
自分のアバターとして実際に着てみて、VRCでともだちに見てもらうのも楽しいと思います。
でも例えば「#ロポさんのタグをつけて投稿したら見てくれる人がいる土壌」というのも、あれば楽しいかもな~と思ったり。
少なくともトハは楽しいし、いっぱい見に行きます^^
それから、練習でなにかキャラモデルを作ってみたいけど、どういうモデルを作ればいいかわからなくてやる気がでない、手が進まないってこともあると思います。
そういうとき、なにか外側からの”きっかけ”とか”動機付け”みたいなのがあると、モチベーションに繋がったりもするかもなぁと考えたりしてました。例えば…
みたいな。(ロポさんに興味のある人がいない場合は効果もないけど)
実際トハも、2020年のハロウィンはゾンビロポさんを作ったりしてました。
あしたはハロウィンのようで🎃
— トハ@3DCG暮らし (@tohawork) October 30, 2020
ハロウィン来てもいつもなんもしないトハですが今回はせっかくですし…
ゾンビロポさん作ってみた〜
(ロポさんシリーズはBOOTHにて発売中♪)https://t.co/Dz3U0zOxmY#ロポさん pic.twitter.com/etEOkoC9QG
目標を決めず自由に作るより、明確な目標があるほうがやる気がでる人もいるはずです。
もし作りたいものが思いつかないなら、試しにロポさんの衣装でも作ってみるのはどうですか?
というトハからのちょっとした提案でもあります^^
ロポさん互換モデルのバリエーションが増えるのは、ロポさんの輪が広がることで、トハにとっても喜ばしいことなので~
・ロポさんの輪が広がればもちろんトハにもメリットがある
前に勤めていた会社の社長が、こんなことを言ってました。
「お互いにとってのメリットを提示できる、それがまっとうなビジネスというもの」
トハはロポさんシリーズを、趣味や副業で制作しているのではありません。これが本業です。
だから社長がいうところの「まっとうなビジネス」を目指して、いろいろ考えたつもりです。
この先ロポさんの輪が広がり、ロポさんシリーズの利用者が増えて、ロポさんの素体モデルなどもたくさん売れれば、トハは日々の生活基盤を築いていくことができるようになります。
ま。
実際そんな簡単にうまくいくとは思ってないんですけどね~
ひとり3DCG暮らしを実現するためには、いろんな策を講じる必要がありますからね。
というわけで。
おもしろそうだな、使ってみてもいいかもな、と思った方は
ぜひ、ロポさんシリーズモデルをお買い上げになっていってくださいませ!^^
(支援用ページも作成させていただきましたっ)
ロポさんモデルはBOOTHとCGTraderにて販売中!
ロポさんシリーズは、BOOTHショップ「トハの店」と、CGTraderにて販売しています。
CGTraderは海外の3Dモデル販売プラットフォームで、説明なども英語になっています。こちらにはモデルのワイヤーフレーム画像も載せていますので、見てみたい方もどうぞです~
CGTraderでは、各ロポさんを単体のキャラモデルとして販売しています。素体モデルは入っていませんが、ピンポイントでほしいロポさんだけをお買い求めいただけます^^
BOOTHでは、ローポリ素体、コスチューム、ウィッグなどそれぞれ単品で販売していますので、自分で好きな組み合わせにしたり、素体だけ手に入れてオリジナル衣装を自作したりもできます。
ぜんぶ入り+おまけ付きのフルセットパックなどもありまーす^^
以上、ロポさんシリーズ怒涛の販促でした!
見るだけでも楽しい品ぞろえのお店なので、よければどうぞお立ちよりください。そして、
もしローポリキャラモデルを探している人を見かけたら、ロポさんを教えてあげてみてください~
おまけ:ロポさん制作秘話
「説明せっちゃんの素体を販売してもらえないでしょうか?ゲーム制作に利用したいです。」
当ブログの記事、ゼロからやるキャラモデリングによせられたこのコメントが、ロポさんモデルが生まれるきっかとなっています。
説明せっちゃんのモデルはトハがモデリングの説明をするために作ったもので、汎用性や動かしやすさなどは考えずに作っていたので、そのときはお断りいたしました。
でも、そういう需要もあるのか~ゲームに入れやすいキャラモデル素材があるといいかもなぁ
とずっと考えてて。そんなある日、これまたちょっとしたきっかけで本格的によし、やるか!となってロポさんシリーズを作り始めました。
今日5月24日は「大安」と「一粒万倍日」てのが重なるすげ〜縁起がいい日らしい〜
— トハ@3DCG暮らし (@tohawork) May 24, 2020
さっきTwitterで見た
たまたまけど前ブログに問い合わせもらった素体モデルの販売について考えてたとこだから、モデル作り始めるてみるぜぃ
トハは占いとか暦とかは都合のいいとこだけ拾ってきっかけにする奴です^^ pic.twitter.com/HTRmiOYgA6
これが2020年5月なので、思い立って作り始めてから販売にこぎつけるまで約5か月です。
長いのか短いのかわかりませんが、自信を持っておすすめできる3Dモデルになるようがんばって作りました~トハが個人クリエイタ―として世に出す、初めての商品コンテンツでもありますし!
ちなみにロポさんの衣装などは、こんな感じで手描きのラフデザインを描いて制作してます。
細かい装飾はモデリングしながら、カラーリングはテクスチャ作成のときに決めています。
ほかにもいくつか描いてたんですが、作る時間がなくなった!気が向いたらまた新しいアイテムを作って出すかもしれません。
こちらにロポさん素体のテンプレートを置いておきますので、ロポさんの衣装デザインを考えてみたい場合など、自由に使っていただいてOKです~
ロポさんシリーズをどうぞよろしくですっ
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