
地味~に進めているトハの個人ゲーム制作。
今回は、ゲームの登場人物や世界観の資料をまとめるのに使っている「Nola(ノラ)」というツールについて紹介したいと思います。
トハ的お気に入りポイントなどを、頼まれもしないのに勝手に紹介していく内容になってます^^
興味のある方はどうぞご覧になっていってくださいませ!
執筆ツールNolaとは?

Nolaは作家向けの執筆ツールです。2022年6月でリリースから4周年を迎えました。
Nola(ノラ)
PCとスマホの双方で、データを同期して利用できる執筆ツールです。
Nola公式サイトより
原稿の執筆機能、参考資料の保存機能、プロットの作成機能があります。
会員登録するとすぐに使えて、無料会員でも基本機能のほとんどを利用することができます。
プレミアム会員になると有料版だけの機能が解放されて、設定資料のテンプレートを自由にカスタマイズできたり、マルチウィンドウで設定資料を閲覧しながら執筆ができるようになります。
2023年現在、Nolaプレミアムでできることはこちらの画像にまとまってます。

トハは作家じゃないので、執筆はしません。
でもこのNolaというツール、作家さんじゃなくてもなかなかに使い勝手がよいんですよ~
どういうことか説明していきたいと思います。
Nolaは個人ゲーム開発者にとっても便利なツール!

現在トハはNolaの無料会員に登録しています。
そんでもって、作ろうとしている個人開発ゲームのプロットや設定資料をまとめるのに使っています!
Nolaには作家の執筆をサポートする機能がいろいろありますが、中でも次のような機能はゲームのシナリオや設定を練っていくのにも役に立つ機能になっています。
Nolaに登録して1番最初にやるのは執筆作品の登録ですが、その登録画面はこのようになっています。

作品タイトルを入れてジャンルやなんかを選択して登録するんですが、選べるジャンルの中にちゃんとゲームシナリオというのもあります。トハみたいなやつも元から想定ユーザーに入っているのかも?
ちなみに選択できるジャンルは全部で次の通りです。(※空欄のままでも作品登録できます。)
- 小説
- ライトノベル
- 純文学
- 漫画
- ゲームシナリオ
- 映像シナリオ
- 脚本
- 絵本
- 児童書
- 随筆
- エッセイ
- 書籍
そんな訳で、Nolaは執筆用ツールですが執筆作業がメインじゃなくてもいろいろ使い道があります。
個人ゲーム開発者にとって使える機能として挙げた4つ、順にちょっとだけ解説していきます~
・プロット作成
プロット作成の画面はこんな感じです。

無料版ではプロットのテンプレートが起承転結に固定されますが、有料版では序破急に変更したり自分で好きなテンプレートを作成することもできます。
全体プロット以外にもプロットは複数作成できるので、ゲーム制作なら重要イベントごとに作ったりするのもいいかもです。
そしてこのプロット、付箋を貼りかえるように並び替えの編集ができます。

良い^^
ちなみに後述しますが、NolaにはWebブラウザ版とスマホアプリ版があります。
そして、ブラウザ版とアプリ版の内容は完全に同期するので、PCでもスマホでも同じように使えます。プロットの並び替えなんかもスマホで同様にできます。とても良い。
・登場人物の作成
登場人物作成の画面はこんな感じです。

無料版の登場人物テンプレートでは、上記画像の項目が設定できるようになっています。有料版では自分で好きな項目をテンプレートに追加できるようになります。
登場人物の絵には好きな画像を設定できるので、自分で描いたキャラの顔とか立ち絵を載せられます。
が!なんとプリセットに用意されている絵から、イメージに近いものを設定しておくこともできます。

イヌさん達の絵はプリセットからお借りしました。プリセットの絵けっこう多くてすごいです。
登場人物テンプレートに従って各項目を埋めていくだけでも、かなりしっかりしたキャラクターの設定資料を作ることができると思います。
情報がきれいにまとまった形で閲覧できるだけでもうれしい。
・世界観の作成
世界観作成の画面はこんな感じです。

登場人物作成の画面とほぼ同じ作りになっています。
無料版のテンプレート項目は画像の通りなので、作品に登場する国の情報とかを設定していくのに向いています。有料版になるとこの辺りの項目は自由に編集できるようになります。
・相関図の作成
相関図作成の画面はこんな感じです。

まずは登場人物同士の相関関係を作成し、作成した相関関係の中から図に入れたいものを選択していくと自動で相関図ができあがります。
相関図とかあると見た目に楽しいので、なんとなく作りたくなる魅力があります^^
Nolaの個人的お気に入りポイント3つ

さて、なぜトハがNolaを紹介する記事を書いているかというと…
単純に気に入っているからです!
前も同じようなことを言ってPOTOFUの紹介記事を書きましたが、今回もトハが特に気に入っているNolaのポイントを3つご紹介したいと思います。
- PCブラウザ版とスマホアプリ版で完全に同期する
- デザインがシンプル見やすい&程よくおしゃれ
- 無料版でも十分な機能が利用できる
順番に行ってみましょ~
(1) PCブラウザ版とスマホアプリ版で完全に同期する

トハがこの手のツールを選ぶとき、パソコンとスマホで同期できるかどうかは重要なポイントです。

トハはアイデアなどを思いついたとき、その場で即座にメモしておかないとすーぐ忘れてしまいます。なのでいつもスマホにメモするんですが、メモした内容をパソコンでも見れないと不便なんですよー
これまではiCloudのメモ帳アプリにメモしてました。でもメモ帳ってほんとにただのメモ帳なんでね~やっぱり資料作成用のアプリにまとめていくと見やすくていいですね。
数ある執筆ツールやプロット作成アプリの中からNolaを選んだのは、この理由が1番大きいかもです。
(2) デザインがシンプル見やすい&程よくおしゃれ

Nolaの見た目が好きなんです^^
基本的にシンプル好みのトハですが、Nolaの全体的なデザインはシンプルな中にもシックさとおしゃれさがあって、使っていてなんとなく気持ちがいいです。
カラーを変更することもできて、通常の白いライトモードの他にダークモード/セピアモード/黒板モードの中から選ぶことができます。

(※アプリ版ではアプリ全体のカラーが、ブラウザ版では執筆ページの背景色のみ変更されます。)
あと、Nolaアプリを起動するとローディング中に黒猫のイラストが表示されたりもします。かわいい。

(3) 無料版でも十分な機能が利用できる

Nolaは無料版でもほとんどの機能を利用することができます。
無料会員でもPCブラウザ版とスマホアプリ版を完全に同期できるのは、地味にめっちゃすごいです!(複数端末間の同期サービスは有料な場合が多い)
トハは小説家ではないので、月額費用を払ってまで執筆アプリを使いたいかと言われるとかなり悩ましいところです。執筆業がメインなら月額払う価値は十分にあると思うのですが…執筆しないからなー
その点、Nolaは無料会員にとっても使いやすくなっているので大変にありがたい。
そして使っているとだんだんプレミアム会員登録したい気持ちが湧いてくる仕様になっております。笑
そんなトハに朗報!
なんとNolaの月額利用料、2022年7月より980円→300円に変更になりました。

この価格改定には4周年を迎えたNola運営スタッフの方々の想いが込められていますので、ぜひスタッフさんのNoteなども合わせて読んでみてください~
まとめ:執筆アプリNola、今後のアップデートにも期待~

Nolaの魅力や使いやすさ、うまく伝わったでしょうか?
Nolaは現在進行形でアップデートされていて、ここ最近でも新しい機能がいくつも追加されています。
また、Nolaで書いた小説を公開できる「Nolaノベル」という投稿サイトがあったり、Kindleなどの電子書籍として出版できる「Nola出版」というサービスが併設されていたりもします。
これらのサービスは当然作家さん向けのものが多いですが、純粋な作家以外のユーザーが今後もし増えていった場合、もしかしたら別の機能が追加されたり、新サービスと連携したりするかもしれません。
そういう ”期待感” が持てるのもNolaのいいところだな~と思っています。
ということで…
この記事を読んでいる皆さま!
小説などを執筆してる人、執筆はしてないけど個人でゲームを作ってる人、漫画を描こうとしてる人、頭の中の妄想をなにかの形にまとめてみたい人 etc…
興味があればぜひNolaを使ってみてください~!

ぜひぜひ♪
ちなみに。
トハが特にRPGなどのゲームで大事な要素と思っている「キャラ・世界観・ストーリー」について語っている記事があります。これらの要素、Nolaの機能にもバッチリ含まれてるやな~
- Coments - コメント一覧