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ちがう仕事から3DCGへ転職できる!身につけた社会人のマナーや経験は最大の強み

ちがう仕事から3DCG転職する強み

3DCG業界への転職は、3DCGと関係ない仕事をしている人でもできるのか?

答えはYES!です。

実際に証券マンや化学研究員が、プロの3DCGデザイナーに転向している例もあります。

もちろん簡単ではないし、3DCGの知識や経験がないことは不利にもなります。

でもちがう仕事からの3DCG転職は、他にはない強みもあると思います。

この記事では、3DCGとはちがう仕事をしている人が、3DCGデザイナーへ転職するときの強みについて書いていきます。

トハ自身の体験談と、周りの転職組3DCGデザイナーさんを見てきた結果、思うことです。

 

3DCGといえども仕事は仕事、ビジネスマナーがあると強い

ピコーン

結論から言うと、
3DCGの仕事をする会社でも、基本的なビジネスマナーを備えている人は強いです。

ビジネスマナーといっても、堅苦しいやつじゃありません。

point
  • 電話やメールの対応ができる
  • コミュニケーションがとれる
  • 報告・連絡・相談ができる
  • TPO(時・所・場合)をわきまえられる

これらができれば十分です。

3DCG以外の会社で働いたことがある人は、総じてこれらのビジネスマナーをきっちり身につけている人が多いです。

なぜかというと、前の会社ですでに叩き込まれてるからですね。

いわゆる一般企業では、入社時研修などを通してこれらのビジネスマナーは自然と身についていきます。社外や部署外の人と接する機会も多く、否応なしに社会生活に適応していきます。

 

いっぽう3DCG会社で働く3DCGデザイナーは、社外の人と接する機会があまりありません。

仕事のメインは3DCGを作る事なので、電話やメールをしなくても仕事はできます。

基本的に社外とのやり取りは、リーダーやマネージャーなど一部のえらい人たちが対応するので、大半のデザイナー社員はやる必要がありません。

この環境下で、仕事を通して自然にビジネスマナーを身につける、というのはかなり難しいです。

特に学生から新卒採用で3DCGデザイナーになったような場合、ビジネスマナーを学ぶ機会がいつまで経っても訪れないこともあります。

ちがう仕事から転職してきた人は、3DCG会社では学ぶのが難しいビジネスマナーをすでに身につけています。そして3DCGのことは、3DCGの会社に入ってからいくらでも学べます。

つまり、最初からビジネスマナーのある人が3DCGも身に付けると、すごく強くなる訳です。

 

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3DCG業界にちがう仕事から転職してきた人は結構いる

フムフム…

3DCGをやる前はちがう仕事をしていたという人、これは結構います。

トハ自身もそうですが周りにも、映画撮影スタッフから3DCGへ転向した人、営業職から3DCG業界へ転職した人、などなどいます。

もちろん、新卒採用なら美大卒や専門学校卒がほとんどだし、中途採用なら他のゲーム会社などから、3DCG経験者が転職してくることが多いです。

3DCG業界に採用されるのは、美術の基礎を学んだ人や、すでに3DCG経験がある人が大半です。

でも、ぜーんぜん関係ない仕事から転職してきた人が一定数いる、というのも事実です。

美術や3DCGを専門的にやってきた人が多い中、全くちがう仕事から3DCGへ転職してくる人は、

実はそのこと自体が、採用においては目を引くようなのです。

 

体験談:ゲーム会社の採用面接に呼ばれた理由が実は…

!?

トハが全くちがう業種の会社から、3DCG業界への転職を試みていたときのはなしです。

呼ばれたゲーム会社の採用面接で、質問あればどうぞと言われたのでこんな質問をしてみました。

「どういうところが評価されて、今日の採用面接に呼んでいただけたのでしょうか?」

返ってきた答えはこうでした。

  • ポートフォリオがいい感じだった
  • 専門学校の卒業制作がちゃんとできてた
  • でも1番は、勤めていた会社を辞めてでも3DCGをやりたいという熱意

なんと!?

ちがう業種から3DCGへ転職しようとしている、それ自体が目を引き評価されていたのでした。

3DCGと関係ない仕事をしてたということは、3DCG業界へ転職するにあたってはマイナスでしかないと思ってました。だから正直おどろきです。

少なくともトハの面接をしてくれた方々は、異業種からの3DCG転職ということを、好意的に受け取ってくれていました。

結果的にトハはこのゲーム会社で3DCGデザイナーになることができたので、
「3DCGと関係ない仕事からの転職だったからこそ採用された」ともいえる訳です。

 

--- 余談 ---

ちなみにですが、面接のとき質問できる余裕があれば、「自分のどこを評価して採用面接に呼んでもらえたか?」を聞いてみるとタメになります。

面接に呼ばれた時点で、なにかしら評価ポイントがあったことは確実なので、だいたい具体的な答えが返ってきます。自分が実際に評価してもらえたポイントを、第三者から聞けるのはめったにないチャンスです。

もしその面接では折り合いが合わず不採用になったとしても、そのとき評価してもらえたポイントを知れれば今後の就職活動で役立つし、自分の自信にもなります。

トハは面接に呼ばれる機会があれば、できる限りこの質問をしてきました。

この質問をして、面接官にいやな顔をされたことはありません。どの面接官さんも、具体的にどんなところを評価してくれたか教えてくれました。

質問を終えたら、評価してもらったことについて素直にお礼を言いましょう~^^

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ただし熱意アピールだけでは難しい、熱意は行動で示すのが1番

GOGO

トハが3DCGデザイナーへ転職できたときは、「ちがう仕事から転向してでも3DCGをやりたい」という熱意を感じてもらえたことが大きなプラスになりました。

ただ思うのは、口で熱意をアピールするだけでは落ちてただろうな…ということです。

トハの場合は、

  • 会社に行きながら3DCGの専門学校に半年通った
  • 専門学校の課題を仕上げてポートフォリオ作品を作った
  • 専門学校の卒業制作をちゃんと完成させた
  • 本気で3DCGをやるために勤めてた会社を退職してた

この辺を合わせて鑑みて、「熱意がある」という評価になったんだと思います。

 

「3DCGがやりたいんです!3DCGに興味があるんです!」と口先でいくらアピールしても、3DCGの作品をひとつも作ってなかったとしたら…

「じゃあなんでまだ3DCGやってないの?」と言われてしまったらおしまいです。

ほんとうは、まだ行動できていないことには金銭的、時間的、いろんな事情があると思います。

だけど、

熱意は行動で示すのが1番認められる

ということなのです。

いまは3DCGと関係ない会社で働いているけど、
ホントは3DCGやりたい!3DCGデザイナーになりたい!という野望を秘めている人。

そんな人は、まずその気持ちをなんでもいいから、なにかの行動に移すべきです。

とくに今は、個人で3DCGを始めるハードルも比較的低くなっています。

気持ちはあってもなにも行動を起こしてなかったら、熱意を評価してもらえる可能性は低いです。

 

ちがう仕事からゲーム会社の3DCGデザイナーに転職してわかったこと

なるほど

ゲーム会社で3DCGデザイナーとして働いているうちに、どんな会社でも仕事は仕事、仕事の基本に大きなちがいはない、ということがわかりました。

一緒に仕事をする職場の仲間や、客先とのコミュニケーションなくして仕事はできません。

3DCGの知識や技術があることはもちろん大事です。でもそれ以前に、
「仕事するうえで基本の大事なこと」はふつうの会社でもゲーム会社でも同じです。

仕事するうえで基本の大事なこと、そのひとつがビジネスマナーにあたります。

トハ自身、3DCG業界に入る前にちがう会社で働けたことは、幸運だったと思っています。

3DCG以外の仕事で社会の荒波にもまれて得た経験が、3DCGデザイナーとして転職してからの自分を大いに助けてくれました。

ゲーム会社の若いプランナーさんが、「ビジネスメールの書き方」という本を片手に客先へのメールを書いてるのを見て、メールが書けるのもスキルのひとつだったんか~と思ったものです。

 

ゲーム会社や3DCGの会社って、外から見るとすごく特殊な仕事をしているように見えます。

クリエイティブ系の仕事なので実力が問われるし、専門的な知識や技術が必要なのは事実です。
だけど、メールで連絡したり会議で相談したり、ふつうの会社っぽいこともいっぱいやってます。

他の会社で3DCGとちがう仕事をして得た経験は、ぜったい無駄になることはありません。

 

まとめ:3DCG以外の仕事をしてた経験は強みにもなる!

♪

この記事では、ちがう仕事から3DCGへ転職することは強みにもなる!ということを書きました。

まずは、これらの基本的なビジネスマナーが身についていることが大きいです。

point
  • 電話やメールの対応ができる
  • コミュニケーションがとれる
  • 報告・連絡・相談ができる
  • TPO(時・所・場合)をわきまえられる

 

それから、異業種から転向してまで3DCGをやろうとすることが、熱意として評価されたという体験談をはなしました。

これはあくまでトハの場合ですし、もっと技術的な方向で評価される業種もあると思います。

例えばセル画アニメなどのアニメーションに詳しい業種、解剖学などの人体構造や筋肉に詳しい業種、建築系に詳しい業種、製品のユーザー体験などに詳しい業種…

モーション制作、キャラクターモデリング、背景モデリング、UI制作などに応用できることです。

こんな風に、3DCGの制作にはいろんなことの知識が役に立ちます。

いま3DCGとはちがう仕事をしていたとしても、それ自体がマイナスになることはないし、役に立つ可能性の方がずっと高いと思います。

 

トハの先輩デザイナーに、営業職からゲーム会社のデザイナーに転職された方がいます。

現在この先輩デザイナーは、会社で1番えらいチーフデザイナーとして働いています。入社当時は3DCG結構へただったという話も聞いたことがあるけど、もはやそんな面影まったくないです。

周りをまとめるチーフデザイナーのような仕事は、ただ3DCGがうまいだけでは務まりません。

本人の努力と営業という仕事で培ってきた経験が、もたらした結果なのではないでしょうか^^

トハ
トハ

トハはそう思います~

 

3DCGデザイナーの仕事に興味がある方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください~

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トハ
トハ

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